講演は10名以上の参加者のもと行わせていただきます。日時や講演内容に関しては事前受付・打ち合わせをさせていただきますので、お電話もしくはメールにてお問い合わせください。 TEL：0238-88-3062 メールアドレス：kineido@jan.ne.jp ※講演に際し、あくまで競技者や指導者の方々に対しお話をさせていただくためのものですので眼鏡業界関係者様はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。

昨今多くのプロやメジャーな選手がスポーツ用メガネやスポーツ用サングラスを使用している姿をテレビや様々なメディアで目にする方も多いと思います。それでは何故多くの選手がスポーツ用のメガネやサングラスをかけてプレーしているのでしょうか？それは保護的な観点はもちろん、選手自身の本当に見たい視界を実現し、プレーで更に活躍するためです。更にメンタル的な部分でもこのスポーツ用メガネやスポーツ用サングラスを着用することで精神をコントロールするという観点からもお使いになる選手がいらっしゃいます。スポーツ用メガネやスポーツ用サングラスは、実際にプロやトップアスリートが使用することでその効果が実証されております。スポーツ用メガネ・スポーツ用サングラスを総称して、スポーツ時に使用するためのアイウェアをスポーツグラスと呼びます。

あのプレーヤーはセンスがいい、一生懸命やっているのだがセンスがないから中々成績が伸びないなどというように、持って生まれた、そして鍛えて工場させることの難しい感覚的な領域が特にボールゲームなどの場合は選手の優劣を大きく左右してしまう場合があります。ではセンスとはいったい何なのか。例えば状況判断が正確に出来て、その状況にマッチしたプレーが素早く出来ること。または相手の戦術や動向をいち早く察知してそれに対応したプレーや裏をかくプレーを展開出来ること。あるいはゲームの流れを把握しておいてキーポイントになる場面とそうでない場面でのメリハリを作れること。こういった感覚的な能力は「センス」という言葉で片付けられ、ある程度先天的な能力であって中々アップしないものと考えられてきたように思います。ですがこの「センス」という言葉でくくられてきた能力を「情報収集力」という言葉に置き換えてみるとどうでしょう。そのゲーム、その場面、相手チームの布陣、そして自軍のやろうとしていること、天候やコンディション、グラウンドの状態なども含めたトータル的な情報をどう収集して、瞬時にプレーに活かすことが出来れば、その選手は「センスがいい」ということになります。この時情報収集するのは、もちろん眼です。通常の視力に加え、動体視力や瞬間視・周辺視などを総合したスポーツビジョンです。

人間の日常生活での情報を取り入れる時、人間の感覚は視覚をはじめ聴覚や嗅覚、味覚・触覚などがありますが、80%は眼、つまり視覚に頼っていると言われています。スポーツ時には情報収集に当たり視覚の占める割合は90%以上にもなると言われております。つまりスポーツのセンスとは、眼による情報収集力とほぼ同義語として考えることが出来、本当にあなたが見たい視界を映し出すことが出来れば、あなたにとって大きな力となることは間違いないでしょう。人間は視覚や聴覚などで情報を収集し、それを脳で思考・判断し、行動に移していきます。他の選手と同じようにフィジカル、メンタルを向上させるだけでなく、「センス」を向上させることはあなたの第3の武器となります。

その眼の情報をコントロールすることが出来るとしたらどうでしょうか。それはあなたにとって大きな力となり、武器となります。スポーツグラスは通常のメガネやサングラスでは決して見ることが出来ない広い範囲の視野を得ることが出来ます。それにより他の選手が見えていない情報まで得ることが出来ます。そしてスポーツグラスはその強度と保護性から、例えば高速で走行しているときにしっかりと眼を見開くことが出来、どんなコンディションでもあなたの眼に情報を届けることが出来ます。他の選手が眼を細めているとき、あなたは視界が悪い中でもしっかりと状況を把握することが出来ます。スポーツグラスは様々なレンズを通して、その目標物に対する視認性を向上させ、裸眼では見ることの出来ない視界を実現し、あなたの情報収集力といち早い判断を可能にします。スポーツグラスは他の選手が得ることの出来ない、そして裸眼では成しえない本当にあなたの求める視界を実現する重要なツールなのです。